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会長あいさつ
弊社は1975年の創業以来MPU(マイクロプロセッサユニット)を使用した計測、検査、製造システムを数多く手掛けて参りました。
1989年頃それまで弊社の製品に組み込まれていたシステムの脇役であるキーボードを単体の製品として外販をしたところ予想外の好評を賜りました。
以後弊社はキーボードの開発に重心を移し少量多品種の業務用キーボードの専業メーカーとしての歩みを始めることになります。
本質的に多品種になる業務用キーボードの製造で、一番のネックは人に頼るしかないプログラミング作業と基板や機構の設計作業でした。
弊社ではこの3部門の標準化を同時に進め、結果として自由な寸法にカットできる筐体と基板、また自動コーディング装置と直結したエンコーダー、およびスイッチ基板との接続方法などを開発し(特許取得)、人手に頼る作業を大幅に削減しました。
その結果設計コストの大幅な削減、設計ミスやプログラムミスから完全に開放された製品、短納期の製造システムなどを手に入れる事ができました。
業務用キーボードは十年を越すような製品寿命、または故障したとしても速やかな復帰が求められ、再生産の保証を受注時に求められることがあります。
そのために現在でも一部のスイッチを除き製品全般を国内で生産しております。
従って弊社の製品の大部分は再生産保証になっております。
また国内生産することで短納期、高信頼も大きな特徴となっており、本文でご紹介する分かり易い製品構成と豊富な選択肢でお客様のお役に必ず立てる事と存じます。
弊社の製品は小はテンキーから大はプラントなどの大型操作卓までその応用範囲は広く、製造業を始め流通、医療、外食、金融、放送、通信、官公庁などの諸分野、また先端科学分野で活躍中の方のためのおそらく世界で唯一と思われる特殊なキーボードまで、日本のキー入力の現場、世界のキー操作の現場を常に支え続けて参りました。
今まで応援を賜ったお客様ならびにご指導ご協力を賜った皆様に厚く御礼申し上げ、今後ともより一層のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
キーテック株式会社
取締役会長 及川 浩昭
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